今、横浜市立博物館で企画展「ウズマキかわらけ(写真参照)の謎を解く」と題し、都築区の茅ヶ崎城跡から出土のウズマキかわらけと南関東の中世城址との関連を位置づける取り組みがなされている。
先週土曜日(H23,2,19)にはその一環として、ウズマキかわらけが出土した茅ヶ崎城の他、川越城、丸山城(伊勢原・糟谷館)の発掘状況とウズマキかわらけの研究報告会が開催され、市内外から50名以上の参加者が集まって、盛んな議論がなされた。私も仲間10人程と参加したが中世の城郭史に一石を投ずる研究であると感じ、とても有益な一日を過ごした。
そして、今日、あれから4日後、読売朝刊で、表記に関する記事をヒット。(写真参照)よくまとめてある。感心した。さすが、大新聞の記者である。
そして、今日、あれから4日後、読売朝刊で、表記に関する記事をヒット。(写真参照)よくまとめてある。感心した。さすが、大新聞の記者である。
この中で、当市、丸山城の発掘状況が文化財課の諏訪間氏によって報告され、出土品の「ウズマキかわらけ」により、幻の城とされていた丸山城が扇谷上杉氏の城である確率が高いという研究が進んでいるらしい。今後に期待したい。
丸山城は現在、城址公園なっているが、整備途中、なんとか現状維持のまま公園化しようとする文化財課の姿勢は評価してよいと感じた。