3月13日(火)、午後から「いせはら歴史解説アドバイザー」の市主催の研修会があった。
講座のテーマは「大山信仰」の話であるが始まる前、私を捕えたのは、隣に座った「ISEHARA・おもてなし隊」仲間、原氏の持ってきた「国宝 良弁僧正座像」の掲載された新聞である。
3月11日(日)の日本経済新聞。「東大寺法華堂の秘密㊦」の記事である。
大山信仰の勉強をしていて、この坐像を見た事がなかった事が残念でならない思いに駆られたからである。実物を見たいと思った。
新聞を持参した原氏はかつて「大山寺縁起」を調査した事があり、その中に出てくる「良弁僧正」を訪ねて、東大寺を訪れた事もあり、何時も良弁に思いを巡らしていたに違いない。氏は良弁の新聞記事を見つけて、誰かに話したかったに違いない。
しかし、氏も、国宝のこの像を見た事がないと云う。御開帳は年1回。12月16日の開山忌。
「御開帳日に、見に行こうか!?」「良いね!!」
こんな会話が、講座が始まる前交わされた。
この日、新聞は原氏から借りうけてきた。「もう、いらない。」と云っていたが、急いで送り返そう。
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