2013年6月8日土曜日

「水稲・不耕起栽培」の試み                   ・・さくら福祉農園 S指導員の試み



昨年収穫後の田圃に水を引き、そこに苗を移植した田圃
伊勢原市岡崎にある「さくら福祉農園」では、3年前より、土地の方のご協力により、田んぼをお借りし、水稲栽培も取り組んできました。水稲栽培は田植え、草取り、草刈り、稲刈り、稲干し、  稲こき、運搬など多種にわたる作業種があり、農園の利用者にとっては都合の良い内容のようです。と言うのも、「さくら」の利用者のほとんどは一般会社の仕事にうまく機能できなかった方々が多く、再訓練のような形で入所されているので、作業種が多い業種がよいのです。しかし、出来ない部分が一種類でもあると成就感が失われます。水稲栽培のうち、やはり田植えは難しく、利用者には無理のようです。

利用者が、一か所3粒ずつ蒔いた苗箱
そこで、S指導員が考えたのが「不耕起栽培」です。「不耕起栽培」とは土を耕さないで作物を栽培する方法です。この方法によれば、「種蒔き」も「田植え」も時間はかかるが利用者でできるので、利用者の栽培に参加できる割合が多くなる訳です。
 と言うことで、今年から田んぼの3割(3畝)ほどを実験的に取り組んでみたというお話でした。
収穫率は7割方になるだろうということだが、実際どのようなことになるのか、楽しみです。
私は、「不耕起栽培」について、全く未知でしたが家庭菜園をやっているので、一部試してみようかとも思っています。
このブログでは、その後の様子をUPLOADしてゆくつもりです。

右不耕起田。左通常に田植えした田圃
なお、「不耕起栽培」に関するネット情報は次のURLで見てください。
① http://tanbohakase.com/

② http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8D%E8%80%95%E8%B5%B7%E6%A0%BD%E5%9F%B9









 
 




「みんなで、田植え」・・・・さくら福祉農園オープンデー  

 6月8日(土)恒例になっている伊勢原市岡崎にある「さくら福祉農園」のオープンデー企画、「みんなで、田植え」に参加。オープンデーとは地域との共同を標榜する「さくら福祉農園」の一つのイベントである。

田んぼに入るのは初めてです。
参加者は地元馬渡から4家族、市内、他市からも家族単位で、幼児を含めた参加者があり、他に理事長や後援会長など、20名近くの集団で、賑やかに終わった。私は理事であるので毎年参加している。
 広報は地域自治会の回覧板だけであるがこれだけの参加者があれば十分だということでした。大人だけなら何人でも対応できるが幼児が入るとそうはならないとの指導員の方のコメントがありました。これから、除草、稲刈りとまた沢山参加してくださることを願っているそうです。






植え終わった田んぼ
 

2013年6月2日日曜日

特展「江戸時代かながわの旅」参観            県立歴史博物館へ

 6月1日は第3回作助ウォークの予備日で、歴史博物館で開催される落語「大山」を聞く予定日でもあったが抽選に漏れ、落語は聞けなくなった。
そこで、「江戸時代かながわの旅」という特展を見に出かけた。
 土曜日であったが館内は14,5人の観客がいるだけで、比較的余裕をもって見ることができた。
11時からの解説ボランティアの説明もゆっくり聞くことができた。作助ウォークで学習した内容もかなり含まれていたので、同行した原さんと一寸迷惑なおしゃべりをしながら、楽しい時間を過ごした。

和綴じ風の図録
帰り際にミュージアムショップで、S・Sさんへの「土産」の図録など購入し、かつて、勤務していたころ昼食に利用した「蕎麦屋」昼食。ショップに風人社の「大山街道」2冊が売られているのを見つけ、「頑張れ!」と擦ってきた。
 蕎麦屋を出たところで、「落語・大山」に当選してやってきた藤沢の「全部假的」さんにまたまた出会った。これで3回目。1回目は3月に山口家で、2回目は4月、遊行寺で、そして今回である。彼は作助ウォークの参加者で、そのウォークを細かい視点からブログUPしている貴重な人材である。
「落語は落ちたが特展は見に行く。」とメールがあったのでもしかしたら…と思っていた。」という。
彼のブログはこのブログの「第3回作助ウォークの項」を見てください。
 展示会で、印象に残ったのは「見附」の図など。久しぶりに、万国橋からランドマークを写すことができ、若帰ったような気がした。帰りがけ、今、政府が取り組んでいるアフリカとの関係を深める展示会があるというので、パシフィコに寄って帰宅した。
 
 

 
5月25日(土) 実施した作助ウォーク藤沢宿の図
神奈川宿上方見附矢来図









万国橋から

パシフィコのアフリカ展で

2013年6月1日土曜日

第2回「歌好き我ら」お食事会                 『秋田の郷土料理・鳥海山・旬の食材<蕨>を愉しむ』

 5月末日、「秋田の郷土料理」を楽しむお食事会が、馬渡のN邸で開催されました。
 一回目は小豆を使った「赤飯」を楽しむ食事会。
 今回は、秋田側鳥海山採取の<旬の蕨>料理。
 その他にも、山菜の「山ウド」や「しどけ」料理。
しどけ
「しどけ」とは、半日陰に好んで生えており、葉の形が「もみじ」に似ていることから「モミジガサ」の名があります。「みちのく」では、「シドケ」と呼ばれて人気のある「山菜」の一つで独特の香りとほろ苦さ好まれています 。
 「口取り」は「かすべ」と呼ばれるエイ(日本海産)の干物を戻した料理。
 「口取り」とは「口取り肴」のことで、吸い物とともに、最初に出す皿盛り物。かまぼこ・きんとんや魚・鳥・野菜の類を、甘みをきかせて調理したもの。

今日の蕨料理
「山ウド」は皮をむいて、焼き味噌をつけて食べるということで、皆「カリカリ」とかじって食べた。
 食後は、この家の女主人の「日本舞踊」と料理人K女史の民踊「秋田おばこ」。久しぶりに純粋の日本文化に触れた思いであった。




山ウドとしどけ・丸いのはコールラビ


口取りのカスベ
右塩麹蕨・左しどけ



日本舞踊


民踊「秋田おばこ」