平成25(2013)年10月13日(日)は、「大山古道を歩く」という、伊勢原観光ボランティア第9回目の養成講座に、知人の紹介でお願いし、ご一緒させて頂くことになっていた。
この古道は、大滝からイヨリ峠を越え、秦野市の寺山に至る山越えの道で、権田直助が二つ目の祇官となった三嶋神社へ、子弟一人を引き連れ、徒歩で通っていた時に使っていたと思われることから、近い内是非ウォークしたいと思っていた古道である。
ガイド氏によれば、最近大山の有志(阿夫利睦会)
が再整備した古道で、かつては県道にもなっていたような生活道で、商売や嫁入りにも使われていたという庶民の道であっららしい。(地図参照)
しかし、下見の結果、山ビルが多く、急きょ、講座内容が、大山、各町の鎮守社と禊の滝の案内という事(一覧表参照)になったらしい。事実、この日は、権田公園で私の靴についている山ヒルを見つけてくれた方がいた。「何処を歩いてきたの?」と言われたが、皆と同じだった。写真にとらなかったのが悔やまれる。
という事で、組み入れて頂いた3班は、同じ歴史解説アドバイザーの、声がでかいK氏が班長さんだったので、とても気楽にウォークが楽しめ、最高の半日となった。特に、町名が不案内だったので、今回確かめることができ、また、古道に続く大滝まで辿ることもできたので、季節外れの夏日となっていたが楽しいひと時を過ごすことができた。
この日は連休中日とあってか、伊勢原駅大山行きバス停は大混雑。大山行きバスを待っておられる方々が、駅の階段上まで続いている。話によれば、改札口を越えて、登り階段の上まで続いた時があるとか?
10時頃のケーブル駅は元滝の橋の上まで行列。老若男女、皆楽しそうだ。ただ、諦めたように沈んでいたのは、11時頃の大山道路。大山公民館・清水屋さん辺りまで、渋滞だ。
私たちはその中を、あたご滝へ下って行ったので、その様子が良くわかった。
大山の人気もすごくなった。そう言えば、この日もテレビ東京の撮影があったが、大山を取り上げるマスコミが多くなっている。神奈川県で取り組んでいる「大山を、神奈川の第四の観光地に・・・」という政策と関係しているのだろうか!?
ただ、気になるのは、参道の食堂には利用者が少なかったことだ。
写真は主に大滝を中心に掲載しましたが、いろいろあるので写真下の説明文も読んで頂きたい。
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大滝への入り口(武田旅館前) |
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連休で大山は大混雑 |
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大滝へ続く古道 |
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禊の大滝 |
◆途中で、「テレビ東京」が大山紹介の撮影をしていたので、こっそり便乗撮影させて頂いた。
放映は、11月23日(日)午後9時からの番組との事。