2013年8月10日土曜日

「大山の生い立ちを知る」☛「ために」          ☛「地学教室・丹沢の生い立ちを学ぶ」        ・・・ 於:丹沢湖ビジターセンター


平成25年8月3日(土)丹沢湖ビジターセンターで、「丹沢の生いたちさぐり隊」という地学教室がありました。県か、市の広報で見つけたが、多分に夏休みの親子教室であることには気が付いていた。しかし、資格は小学生以上とだけあり、シニア・NOとは書いていない。ダメ元で応募したら参加可の通知をいただいた。

何故、この講座の受講を思い立ったのか? 私事、4年前、いせはら歴史解説アドバイザーのライセンスを取得し、大山信仰の元となる「石尊」とされる岩石名が凝灰岩であることを知った。つまり、大山は南海で噴火した海底火山が隆起し、プレートに乗って日本に付着(衝突)した丹沢山塊の一部であり、その後、付着した伊豆半島に、未だに押されている状況であることも知った。それ以来、その痕跡となる証拠品(岩石や地層の場所)を探していた。
このテーマに、今回の地学教室はピッタリであった。内容は小学生高学年程度でも十分な筈である。丹沢山塊の成り立ちを知ればヒントはあるはずである。
 当日、親子に交じって、年寄り一人は覚悟の上で、車で90分の道のりを勇んで駆けつけた。

詳しくは報告できないがこの講座で学んだ興味ある内容は次のとおり。
①海底火山の証拠としての一級品は「枕状溶岩」の発見である。大山では未だ未確認。☛仲間がいれば、鈴川べりを探索してみたい。

②大山で採取される岩石は大半が「凝灰岩」である。それだけで大山が南海の海底火山である証拠品としては、十分である。

③「緑色凝灰岩」を採取すれば「緑色の勾玉」を作成できる。この種の良質の「緑色凝灰岩」は七沢から流れ出る厚木市の「玉川」で採取できる可能性がある。☛仲間がいれば、いつか出かけてみたい。

以下、テキストと写真で講座の内容を紹介したい。画像はクリックし、拡大して読んでください。
また、詳しくは、次のURLで、「地球博物館発信・門田先生」のページで、動画も見れます。 
    http://www.washiyama.jp/great-teachers/kadota/






My 岩石図鑑

枕状溶岩(海底に流れ出た溶岩が枕状に固まっていった様子が分かる)
川岸の枕状溶岩(学者達が苔を取って見えるようにしたらしい。)

 

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