2013年7月4日木曜日

3回目の大山登頂①                      大山参道「中村屋」さん(食堂)のご隠居さんと・・・!

新設された大山獅子像(親子獅子)
7月3日(水)9時40分、大山参道、中程に位置する「中村屋」さん駐車場から、3回目の大山登頂を目指し、午後4時、無事下山。行きはケーブルを利用したが、帰りは「見晴台」、「二重の滝」経由で、女坂を下りました。

移設された権田直助像
(碑文は記事末に記載)
今回の登山の主な目的は、「中村屋」さんのご隠居<宮崎武雄氏>が出版していた「手作りガイドブック  相模大山  大山今昔史跡めぐり」(初版2000部・500円)が売り切れたので、今年、再出版を目指しての実地踏査と写真撮影のため。 再版本も初版と同じようにと考えているそうですが発行部数と定価は未知数です。

彫刻された納め太刀(阿夫利神社地下道)
再版本が「中村屋」さんの店頭に並んだら、このブログでまた紹介しますので、是非、購入して、読んでみてください。
 

牡丹石(凝灰岩が崩れて
花びら模様に見える事から命名)
再版の「ガイド冊子」掲載場所の確認や私への説明、そして、撮影しながらのゆっくりペースの山歩きだったので、思ったより辛くはなかったが、下界は薄曇り、山頂は手も凍えそうな強風の吹く霧の中という天候で、震えながら昼食となったので、疲労困憊。しかし、梅干し入り握り飯とシャケ・隠元・卵焼きのおかずは旨かった。ウォークや登山などの 昼飯は「握り飯」に限る。
 午後、「見晴台」に向かう日向道を歩くこと30分で、ようやく山腹にたどり着くと、風も弱くなり、下界の厚木市の街並みが僅かな青空の下に見えると漸く、元気が戻ってきた。

山頂の御神木
しかし、二重の滝辺りまでは、何とか気力で頑張ったが、前不動辺りからは安堵感で、疲れは倍増。「運転は大丈夫か?」と気遣うほどの双方、疲れの自覚症状。しかし、7時間に及ぶ山歩きを、昭和21年小学校に上がった同級生二人は互いの健闘を讃え、慰めあった。
 
 宮崎さんは大山に上ったのは10年ぶりと言う。それだけに、今回の「ガイドブック 相模大山」出版に意欲的に取り組んでいる姿がうらやましかった。素晴らしい本ができることを期待している。

八大坊上屋敷跡
八大坊に登る階段(一番上に
仁王門があったとのこと)
春日局の参詣年表(大山寺の横壁に掲示)
今回の大山歩きは私の勉強も兼ねていたので、宮崎さんのくださった新しい情報も沢山あった。以下、その内の幾つかの写真を掲載します。




 


「前不動から仁王門・男坂」相中留恩記より

女坂の民家(先導師)の墓所(祭祀は祝詞だそうです。
ここだけは、神仏は分離されていないらしい。)
梅雨時の今は、勢いよく水が流れている。
右の足場は最近崩れた石垣工事。



権田直助像の碑文













2013年7月2日火曜日

辻堂新町町内会ゴルフコンペに参加           作助ウォーク(藤沢編)ではお世話になりました。

 5月、作助ウォークⅢ(四ツ谷から藤沢宿へ)では、地元辻堂新町町内会の皆さんにもご参加頂き、地元の歴史を伺ったり、いろいろお世話にもなりました。特に、藤沢市の郷土史講座を受講された方もいて、飯盛り女などに関する貴重なお話を伺うことも出来ました。

スタートホール:パー5
Bloggerは友人がこの町内会にいたことで、古くから仲良しをさせていただいており、町内会のゴルフコンペにも参加させていただいていました。
 今年も、この7月2日(火)コンペがあり、参加してきました。会場は、毎年8月、プロのファンケルシニア選手権大会が開催される静岡県裾野カントリークラブ。プロと違って、バックティーから打つわけではなく、スコアも良くなかったが(ハンディー10はきつい!)、バンカーに囲まれたショートホールやトリッキーなロングホールなども経験でき、過去に実況されたプロの弾道を思い出したりできたので、とても楽しかった。特に、キャディーさんはプロを目指している若い女性の研修生で、様々なゴルフの話も楽しむことができた。
 




2013年7月1日月曜日

夏休み親子考古学教室「まが玉つくり」今年も・・・!                            大田公民館

 毎月1日は、伊勢原市広報の配布日です。7月号には、夏休みの子供向け企画事業が掲載。
 その中に、標記の「まが玉つくり」も掲載されていました。Bloogerは、この行事に毎年、講師として参加。
 広報には昨年の様子の写真も掲載されていましたがそこには、Bloogerの姿も映っていたので、初めてのことなので記念にUPしました。
 

2013年6月8日土曜日

「水稲・不耕起栽培」の試み                   ・・さくら福祉農園 S指導員の試み



昨年収穫後の田圃に水を引き、そこに苗を移植した田圃
伊勢原市岡崎にある「さくら福祉農園」では、3年前より、土地の方のご協力により、田んぼをお借りし、水稲栽培も取り組んできました。水稲栽培は田植え、草取り、草刈り、稲刈り、稲干し、  稲こき、運搬など多種にわたる作業種があり、農園の利用者にとっては都合の良い内容のようです。と言うのも、「さくら」の利用者のほとんどは一般会社の仕事にうまく機能できなかった方々が多く、再訓練のような形で入所されているので、作業種が多い業種がよいのです。しかし、出来ない部分が一種類でもあると成就感が失われます。水稲栽培のうち、やはり田植えは難しく、利用者には無理のようです。

利用者が、一か所3粒ずつ蒔いた苗箱
そこで、S指導員が考えたのが「不耕起栽培」です。「不耕起栽培」とは土を耕さないで作物を栽培する方法です。この方法によれば、「種蒔き」も「田植え」も時間はかかるが利用者でできるので、利用者の栽培に参加できる割合が多くなる訳です。
 と言うことで、今年から田んぼの3割(3畝)ほどを実験的に取り組んでみたというお話でした。
収穫率は7割方になるだろうということだが、実際どのようなことになるのか、楽しみです。
私は、「不耕起栽培」について、全く未知でしたが家庭菜園をやっているので、一部試してみようかとも思っています。
このブログでは、その後の様子をUPLOADしてゆくつもりです。

右不耕起田。左通常に田植えした田圃
なお、「不耕起栽培」に関するネット情報は次のURLで見てください。
① http://tanbohakase.com/

② http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8D%E8%80%95%E8%B5%B7%E6%A0%BD%E5%9F%B9









 
 




「みんなで、田植え」・・・・さくら福祉農園オープンデー  

 6月8日(土)恒例になっている伊勢原市岡崎にある「さくら福祉農園」のオープンデー企画、「みんなで、田植え」に参加。オープンデーとは地域との共同を標榜する「さくら福祉農園」の一つのイベントである。

田んぼに入るのは初めてです。
参加者は地元馬渡から4家族、市内、他市からも家族単位で、幼児を含めた参加者があり、他に理事長や後援会長など、20名近くの集団で、賑やかに終わった。私は理事であるので毎年参加している。
 広報は地域自治会の回覧板だけであるがこれだけの参加者があれば十分だということでした。大人だけなら何人でも対応できるが幼児が入るとそうはならないとの指導員の方のコメントがありました。これから、除草、稲刈りとまた沢山参加してくださることを願っているそうです。






植え終わった田んぼ
 

2013年6月2日日曜日

特展「江戸時代かながわの旅」参観            県立歴史博物館へ

 6月1日は第3回作助ウォークの予備日で、歴史博物館で開催される落語「大山」を聞く予定日でもあったが抽選に漏れ、落語は聞けなくなった。
そこで、「江戸時代かながわの旅」という特展を見に出かけた。
 土曜日であったが館内は14,5人の観客がいるだけで、比較的余裕をもって見ることができた。
11時からの解説ボランティアの説明もゆっくり聞くことができた。作助ウォークで学習した内容もかなり含まれていたので、同行した原さんと一寸迷惑なおしゃべりをしながら、楽しい時間を過ごした。

和綴じ風の図録
帰り際にミュージアムショップで、S・Sさんへの「土産」の図録など購入し、かつて、勤務していたころ昼食に利用した「蕎麦屋」昼食。ショップに風人社の「大山街道」2冊が売られているのを見つけ、「頑張れ!」と擦ってきた。
 蕎麦屋を出たところで、「落語・大山」に当選してやってきた藤沢の「全部假的」さんにまたまた出会った。これで3回目。1回目は3月に山口家で、2回目は4月、遊行寺で、そして今回である。彼は作助ウォークの参加者で、そのウォークを細かい視点からブログUPしている貴重な人材である。
「落語は落ちたが特展は見に行く。」とメールがあったのでもしかしたら…と思っていた。」という。
彼のブログはこのブログの「第3回作助ウォークの項」を見てください。
 展示会で、印象に残ったのは「見附」の図など。久しぶりに、万国橋からランドマークを写すことができ、若帰ったような気がした。帰りがけ、今、政府が取り組んでいるアフリカとの関係を深める展示会があるというので、パシフィコに寄って帰宅した。
 
 

 
5月25日(土) 実施した作助ウォーク藤沢宿の図
神奈川宿上方見附矢来図









万国橋から

パシフィコのアフリカ展で

2013年6月1日土曜日

第2回「歌好き我ら」お食事会                 『秋田の郷土料理・鳥海山・旬の食材<蕨>を愉しむ』

 5月末日、「秋田の郷土料理」を楽しむお食事会が、馬渡のN邸で開催されました。
 一回目は小豆を使った「赤飯」を楽しむ食事会。
 今回は、秋田側鳥海山採取の<旬の蕨>料理。
 その他にも、山菜の「山ウド」や「しどけ」料理。
しどけ
「しどけ」とは、半日陰に好んで生えており、葉の形が「もみじ」に似ていることから「モミジガサ」の名があります。「みちのく」では、「シドケ」と呼ばれて人気のある「山菜」の一つで独特の香りとほろ苦さ好まれています 。
 「口取り」は「かすべ」と呼ばれるエイ(日本海産)の干物を戻した料理。
 「口取り」とは「口取り肴」のことで、吸い物とともに、最初に出す皿盛り物。かまぼこ・きんとんや魚・鳥・野菜の類を、甘みをきかせて調理したもの。

今日の蕨料理
「山ウド」は皮をむいて、焼き味噌をつけて食べるということで、皆「カリカリ」とかじって食べた。
 食後は、この家の女主人の「日本舞踊」と料理人K女史の民踊「秋田おばこ」。久しぶりに純粋の日本文化に触れた思いであった。




山ウドとしどけ・丸いのはコールラビ


口取りのカスベ
右塩麹蕨・左しどけ



日本舞踊


民踊「秋田おばこ」