「花祭り」<ネット情報より。写真は浅草寺の花御堂(はなみどう)>
仏教の開祖、釈迦の生誕を祝福する仏教行事。潅仏会(かんぶつえ)仏生会(ぶっしょうえ)といい、「花祭り」は明治以降の名称。浴像会、降誕会などともいわれます。古代から釈迦の生まれたインドで行われてきた行事からのもので、日本ではお盆とともに仏教伝来からの歴史があります。推古天皇代(606)、聖徳
太子の提唱で元興寺で行われたのが最初とか。
この日、各寺には花で飾った小堂、花御堂(はなみどう)がつくられます。金属製の幼仏像をその中にまつり、甘茶が参拝者によってその誕生仏にかけられます。甘茶を潅(そそ)ぐ行事なので「潅仏会」。 花御堂は釈迦が生まれたところルンピニ園の花園を表しています。甘茶とは砂糖入りのお茶というわけではなく、ユキノシタ科のアマチャやウリ科のアマチャヅルを煎じた飲料です。漢方薬店で売っているらしい。お寺で参拝のあとにいただけるところもあります。麦茶に似た色をしていてちょっと甘くちょっとにがく、とろりとした飲みごこちがします。
この日の住職さんの説法によると、日本(大乗仏教の国)では釈迦の誕生日を祝うが、上座部仏教(小乗仏教に国・・・東南アジア)では釈迦が悟りを開いた12月8日を、とても大切にしているそうです。
日本でも、12月8日 は成道会(じょうどうえ)と云い、。お釈迦様が悟りを開いた日を祝っている。
ブッダガヤの菩提樹の下で瞑想を続けていたお釈迦様は、明けの明星の輝くころ、ついに悟りを開かれた。お釈迦様35歳。多くの国の仏教寺院で「成道会」法要が開かれる。
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