2014年1月27日月曜日

文化財ウォーク「出府諸用控に見る江戸への旅」    地代官山口作助の歩いた道・第5回目無事終了      相模・武蔵国境を越え保土ヶ谷宿へ

 平成26年の正月も下旬を迎え、寒さも一段と強まった中、第5回表記、通称「作助ウォーク」は無事終了しました。

東戸塚駅第2班の出発前の打合せ
ビルの真ん中で準備体操
今回も、いつもと同じく、参加者14、5名の3班編成。
 東戸塚から品濃一里塚☛堺木地蔵☛戸川神社☛本金子屋敷(山口作助の定宿)☛金沢横町
☛問屋場跡☛保土ヶ谷駅解散
 で、若い頃職場に近かった堺木地蔵や金沢横町に見られた旧道の雰囲気が、昭和の懐かしさを感じさせられた。

品濃一里塚の案内板(県内に残る
唯一の一里塚)
これまでの文化財ウォークでは、通り過ぎた各市町の文化財に対する取り組みの様子がよく分かり、保護の取り組みや文化財表示についても伊勢原市を凌ぐ部分が多く、うらやましくも感じたがこれは各市町の事情によるもので、仕方ない部分もあろう。ただ、将来への標榜や目的もはっきりしないのが気になる。

焼き餅坂
そんな我が市、伊勢原市に参考になったのは、金沢横町で見た「助郷会議所跡」の表示板の工夫であった。それは「自動販売機」の壁面も含め、横に置かれた「空き缶入れ」を活用していた。
 この様に企業と提携した文化財の保護方法もこれからどんどん取り入れるべきではなかろうか。
 私の仲間や同志の間でも、企業との連携は話題にはなっているが具体的な事象には至っていない。市や大きな文化財団体などが口火を切ってほしい。

堺木地蔵
作助の旅に戻ろう。
 「安政6年(1859)年4月13日早朝、自宅(伊勢原市上粕屋)を出た地代官(名主)山口作助は、戸塚宿を経て、相模・武蔵国境を越え、保土ヶ谷に向かいます。その日の宿泊は、保土ヶ谷宿の旅籠屋「本金子屋」です。上粕屋から保土ヶ谷まで約38㎞で、一部籠を使っていますが、ほとんど歩いています」(チラシより)




堺木立場跡7
投げ込み塚











浮世絵を使って権太坂のガイド



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