2011年12月10日土曜日

「石倉中遺跡発掘現場見学記」その2、道状遺構

<道状遺構の概要>

1、道状遺構3号

 道状遺構3号と呼んでいる遺構は、左全図の道状遺構(黄色部)で、幅4,5mの遺構である。     道であると云う証拠は、掘り込んでゆくと堅く締まった硬化面があり、帯状に延びているのでかつて道であったと云う訳です。 

                                                                    特に、3号道状には、良く分からない穴があり、灯篭や道標が建っていた跡ではないかと推察しているようである。




左写真=3号道状

(石倉橋交差点から北に向かって撮影=茶色部)











左の写真=凹みを指さす説明員。(燈篭跡か?)




2、道状遺構2号

 道状遺構2号は上全図上部の横に伸びた黄色部である。この道路は左に行けば大山に通じ、右は伊勢原に通じている。説明を聞けば直ぐ「青山道」ではないかと推察できた。説明者も同じような事を云っていた。 

最端部で上手く撮影できなかったが左が大山に続く方角である。

とは関係ないがこの写真の最上部の突き当たりの

層に宝永の富士噴火の層が見えると云うので後で見てくれた。に行ったが良く分からない。現地の係員が中に入って撮影ししてくれた。          中央の筋がの層である。








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