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新設された大山獅子像(親子獅子) |
7月3日(水)9時40分、大山参道、中程に位置する「中村屋」さん駐車場から、3回目の大山登頂を目指し、午後4時、無事下山。行きはケーブルを利用したが、帰りは「見晴台」、「二重の滝」経由で、女坂を下りました。
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移設された権田直助像
(碑文は記事末に記載) |
今回の登山の主な目的は、「中村屋」さんのご隠居<宮崎武雄氏>が出版していた
「手作りガイドブック 相模大山 大山今昔史跡めぐり」(初版2000部・500円)が売り切れたので、今年、再出版を目指しての実地踏査と写真撮影のため。 再版本も初版と同じようにと考えているそうですが発行部数と定価は未知数です。
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彫刻された納め太刀(阿夫利神社地下道) |
再版本が「中村屋」さんの店頭に並んだら、このブログでまた紹介しますので、是非、購入して、読んでみてください。
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牡丹石(凝灰岩が崩れて
花びら模様に見える事から命名) |
再版の「ガイド冊子」掲載場所の確認や私への説明、そして、撮影しながらのゆっくりペースの山歩きだったので、思ったより辛くはなかったが、下界は薄曇り、山頂は手も凍えそうな強風の吹く霧の中という天候で、震えながら昼食となったので、疲労困憊。しかし、梅干し入り握り飯とシャケ・隠元・卵焼きのおかずは旨かった。ウォークや登山などの 昼飯は「握り飯」に限る。
午後、「見晴台」に向かう日向道を歩くこと30分で、ようやく山腹にたどり着くと、風も弱くなり、下界の厚木市の街並みが僅かな青空の下に見えると漸く、元気が戻ってきた。
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山頂の御神木 |
しかし、二重の滝辺りまでは、何とか気力で頑張ったが、前不動辺りからは安堵感で、疲れは倍増。「運転は大丈夫か?」と気遣うほどの双方、疲れの自覚症状。しかし、7時間に及ぶ山歩きを、昭和21年小学校に上がった同級生二人は互いの健闘を讃え、慰めあった。
宮崎さんは大山に上ったのは10年ぶりと言う。それだけに、今回の「ガイドブック 相模大山」出版に意欲的に取り組んでいる姿がうらやましかった。素晴らしい本ができることを期待している。
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八大坊上屋敷跡 |
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八大坊に登る階段(一番上に
仁王門があったとのこと) |
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春日局の参詣年表(大山寺の横壁に掲示) |
今回の大山歩きは私の勉強も兼ねていたので、宮崎さんのくださった新しい情報も沢山あった。以下、その内の幾つかの写真を掲載します。
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「前不動から仁王門・男坂」相中留恩記より |
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女坂の民家(先導師)の墓所(祭祀は祝詞だそうです。
ここだけは、神仏は分離されていないらしい。) |
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梅雨時の今は、勢いよく水が流れている。
右の足場は最近崩れた石垣工事。 |
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権田直助像の碑文 |
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