5月頃までは上手くいった。しかし、6月になると、期待した主木の葉が黄ばんできて、実も大きくならない。その内枯れてしまった。
ネットで調べたら、カミキリムシの仕業らしい。カミキリムシがイチジクの幹に卵を産み付け、孵化した幼虫は、柔らかいイチジクの木の芯を食べ成長する。従って、卵の時期のイチジクは元気だが、芯を食われ始めたら、木にはなれない。
と言う事で、翌年から、1本仕立てを止め、株から出る芽を全て、大きくすることにした。それでも、2年間は、カミキリムシにやられた。
ただ、我が家の菜園は「人間と他の生物とで分け合う栽培」が基本である。トウモロコシやトマトなどはカラスと分け合う。キャベツは青虫と分け合う。
しかし、あまりにも、我が家で食する部分が少なくなると、網などを張り巡らしたり、虫取りなどを行い、いろいろ工夫を凝らす。しかし、よほどのことがない限り、殺虫剤は使いたくない。
カミキリムシ |
ただ、現在、どうなるかわからないのが「プラム」である。30年前、イギリスのゴルフ場に生えていたプラムの木から、もぎ取って食べた美味しさを忘れられず、5年前植えてみたが、枝だけが繁殖し、剪定はしてみるが、花は咲かない。咲きそうもない。当然実はならない。諦めないで、待つことにしている。
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