2013年8月15日木曜日

我が家の「イチジク」大豊作

 我が家の家庭菜園の一角に、イチジクを植えたのは10年も前である。成りはじめたのは5年ほど前から。一時は、8月にすばらしく大きな実がなったので、3本仕立てにし、翌年、またすばらしく大きな実を期待した。
 5月頃までは上手くいった。しかし、6月になると、期待した主木の葉が黄ばんできて、実も大きくならない。その内枯れてしまった。
 ネットで調べたら、カミキリムシの仕業らしい。カミキリムシがイチジクの幹に卵を産み付け、孵化した幼虫は、柔らかいイチジクの木の芯を食べ成長する。従って、卵の時期のイチジクは元気だが、芯を食われ始めたら、木にはなれない。
 と言う事で、翌年から、1本仕立てを止め、株から出る芽を全て、大きくすることにした。それでも、2年間は、カミキリムシにやられた。
 ただ、我が家の菜園は「人間と他の生物とで分け合う栽培」が基本である。トウモロコシやトマトなどはカラスと分け合う。キャベツは青虫と分け合う。
 しかし、あまりにも、我が家で食する部分が少なくなると、網などを張り巡らしたり、虫取りなどを行い、いろいろ工夫を凝らす。しかし、よほどのことがない限り、殺虫剤は使いたくない。

カミキリムシ
と言う事で、今年で3年目位だろうか。5、6本の木の内、カミキリムシにやられたのは1本だけで、他の木は大きく育った。それが、今、熟し始めた。もう、10個以上、収穫し、家族で大いに楽しんでいる。
 ただ、現在、どうなるかわからないのが「プラム」である。30年前、イギリスのゴルフ場に生えていたプラムの木から、もぎ取って食べた美味しさを忘れられず、5年前植えてみたが、枝だけが繁殖し、剪定はしてみるが、花は咲かない。咲きそうもない。当然実はならない。諦めないで、待つことにしている。
 


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