平成26年3月1日(日)、「アドおおやまみち」の宮崎武雄氏がチラシを作って、呼びかけておられる「大山詣り」の新作落語を聴きに行ってきました。
その特徴は、宮崎氏のチラシで見てください。
つまり、今まであった「大山詣り」という落語は大山詣の帰路の噺であるがこの落語は江戸からの上りの噺であるという。それも、信金に勤務されているアマチュアの方の作品であるという。
噺は例の長屋の連中が、大家の先達で「大山詣り」に行くという噺で、さすがに、伊勢原の市民を喜ばせる地名、人名などを入れ、巧みだった。
個人的に、心地よく聴けたのは、江戸から青山道を通って伊勢原に下ってくるくだりで、特に「青山から渋谷、大橋、三宿、三軒茶屋・・・・」と一気に語られた部分である。昭和35年代の学生時分、利用していた「玉川電車」の道筋を語っている。懐かしく、目をぱっちりと開けて、聞き漏らすまいと膝を乗り出していた。
その他、気に入ったのは、大家が「世間や他人は変えられない。だから、自分を変える以外はない。」と喧嘩好きの熊さんを諭す場面であった。
司会の方も言われていたが大笑いはできなかったが思わず「ククッ」と出る上等な笑いがあった。
久しぶりに、アマチュアにしては、語りっぷりも、テンポも淀みなない、素敵な落語を聴くことができ、帰りのウォークは馬渡まで、25分、ルンルンで帰ることができた。
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