2014年8月14日木曜日

小稲葉地区『大山灯篭聞き取り調査』に行って来ました。

 平成26(2014)年8月13日(水)、近畿地方を横断した台風一過、暑い日となったが聞き取り調査相棒の笠原氏の日程に合わせ、標記,聞き取りと灯篭計測を行った。
 始めは、灯篭近くのお宅に飛び込みで、お伺いしたが明快な解答は得られず、結局、予測どおり、下小稲葉自治会長さん宅と沖小稲葉自治会長さん宅で、丁寧なご回答を頂き、無事終了することができた。
 予想外だったのは、仲西地区の灯篭は、重田酒店で管理していると伝え聞いていたが、重田酒店が関わっているのは、設置場所の提供と点灯源の電灯を点灯する役目だけであった。実際の管理と保持活動をしているのは、やはり自治会組織であった。このことは、近くにいた重田酒店の女将さんが教えてくださいました。
 4基の灯篭調査で感じたのは、どの町内会も積極的に関わっている訳ではなく、曾祖父達の伝統行事を無沙汰にしたくないと言う思いで、続けていることであった。
 灯篭が建っているご近所さんの思いも同じようで、自慢の伝統行事と言うより、端迷惑な行事と言う扱いに思えた。この辺りの事情を知ると、いよいよもって、今後の継続が怪しく感じられた。
 果たして、これらの灯篭の保存活動に同調してくれるかどうか不安になっている。ただ、対応して下さった自治会長さん方のご様子からすれば、不可能ではないと言う思いも受けながら、帰宅した。
 「盆用の花束作成作り」作業や耕運機作業を中止して、対応くださった両自治会長さんや、態々近くに着て頂いて
対応して下さった重田酒店の女将さんに厚くお礼を申し上げます。
八幡前灯篭の後ろ面文字

 また、高森の灯篭の件は、隣接するお宅に伺った結果、はやり、自治会が設置・保持しているとの情報を得た。今後、自治会長さん宅を市役所の市民協働課からお聞きし、調査を継続させたい。

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