キャンペーン用「伊勢原市の団扇」 今年のジャズフェスティバルで頂きました。
標記ジャズフェスティバルに関しましては、先にアップしておりますが写真の「団扇」は、その時頂いたものです。 絵柄は、大山に関する浮世絵になっており、いずれも、伊勢原市教育委員会所蔵の「浮世絵」と書かれています。しかし、皆どこかで見たような気のする「浮世絵」です。それほど、伊勢原市民に馴染んでいる「浮世絵」と言う事でしょう。
また、この団扇の特徴は、反対面に書かれている「ようこそ大山へ」の呼びかけが、英語・中国語・韓国語の4か国語で書かれていることです。しかし、これは単なる観光用ではなく、伊勢原市にも多くの国の方々が来られて、働いておられる状況があるからです。 この状況は、私が退職した平成12年当時で、平塚・伊勢原線を歩いている外国の方が大勢見たものです。現在は、あまり見ませんが5年程前「伊勢原市人権施策推進委員会(正式には?)」の市民委員を務めさせていただいている頃は、南米の国々から来られた「スペイン語圏」の皆さんの為、市からの配布物には、スペイン語も加えて欲しいと言う要望があったのを覚えています。また、当時、様々な形でトラブルもあったようです。多分、今もどこかで発生している筈です。
私の最近の経験からお話ししますと、先発組(日本の方々)がルールを説明するの当たっては、それが如何に世界の正当な、正義のルールであっても、ただ、説明するだけだは、馴染んでいない後発組(外国の方々)には、一方的な押し付けになり、それが何度も続くと、パワハラやいじめのように感じられると言う事です。そんな時ほど、悲しく、怒りに震えることはありません。 「あなたは間違っている。私たちの会(日本国)ではこうなっているんだ。ちゃんと覚えろ。」と言われるのは辛いものです。「あなたは、まだ、私たちの仲間ではない。」と言われているのと同然です。 日本では「学校でいじめ」にあっても「転居」等の方法もあります。私はこれが最善と思っていますが、外国の方々はそうは行きません。不満が暴動になります。現在の世界の地域紛争の原点は案外、そんなところが発端かも知れません。では、どうすればよいか?やはり、先発組の後発組に対する「おもてなしの心」しかないと思います。紛争になったらお手上げです。国家に任せましょう。
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