2011年11月21日月曜日

道子窯体験ツアー報告(窯入れ)

11月21日(月)は素焼きした作品の窯入れの日です。
 ブロッガーは10時頃現場に着きましたが、焼成お仲間のM氏や斉藤兄が到着していて、既に「窯入れ」は始まっていました。
 私は写真などを撮りながら、しばし、窯入れを見学。
作品は一つひとつ、丁寧に粘土粒で台を作り、大きさに合わせて並べて行く。一度、並べては具合いを見て、並べ代えると云う根気の入る作業です。
 途中、窯から這い出て、壊れた作品の手当てなどもしながら、又、お仲間と相談をくり返しながら、ゆっくりと時間をかけて作業を進めていました。
 11時過ぎ、体験ツアーの仲間の作品を窯入れが終わった所で、何時終わるか分らない・・・・、と云う事で、斉藤兄弟は引き上げました。
 午後、岩熊氏が来所されたと云うメールをもらいました。お会いできず、とても残念です。12月の辻堂町内会コンペで会いましょう。

 焼成時の見学時は、1300度にもなる窯の温度を受けるので、化繊の衣服や手袋はダメ(火で溶ける)、サングラス着用(目を保護)、窯の周囲をやたらに触れない等のご注意を頂きました。 以下、写真の説明で、報告をします。
 焼成は、昼はM氏、夜間は佐藤氏で分担するようです。


窯入れ作業中の佐藤氏











左は粘土で台をくっつけた作品。
右は、焼成後の粘土台の跡。











この作品は素焼で軸の部分が折れたので、折れた部分を粘
土で保護し、釉薬や灰を掛けて溶かし、くっつけようと云う算段。
上手くゆけば良いが・・・。(熊ちゃんか野久保氏の作品)





斉藤兄の作品。成型時、皿の表面を叩き、凸凹の模様をつけたが本焼きで灰をたっぷり掛けて、表面を灰釉薬で覆い、平らにしようと云う算段。
 作者の期待ぶりは相当なもので、元会社の作品展に出して、仲間を大いに感心させようと興奮気味。









左の写真は一度焼成した作品です。弁柄がどんな風に仕上がるのかがはっきりわかる作品です。
中央部の濃い茶色部が弁柄で、上部や淵部の白っぽい部分は灰が溶けた部分だそうです。





窯の一番奥に、体験ツアーの仲間の作品が収まりました。
後は、上手く焼けるよう祈るだけです。
この手前に、佐藤氏とM氏の作品が並ぶようです。
M氏は陶芸のプロではなく、オーソリティーという佐藤氏からの紹介がありました。
よろしく、お願いします。

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