化繊の着衣を避け、サングラスを鞄に入れて、私たちの後、体験した方と一緒に、9時半ごろ到着。
道子窯は谷川に沿った谷底にある。上には灯油窯があり、その横に看板。星印のあるドアを開けると作業場である。折角なので、今日紹介した。
今日、燃しているのは、家屋の柱材となっている杉、檜材と灌木材とを併用で燃しているという。ある程度、重く、堅い木を使い、熾き火ができ、さらに火力の強い熾き火の方が良いと云う事である。
窯口を少し開けて頂き、中の様子を撮影。こんなことをしていると折角上昇した温度を下げるので滅多にやってくれない。大サービスだそうだ。
23日(水)火入れをし、既に3昼夜 燃やし続けていると云う。
窯に温度は、一日目は800℃位までにし、徐々に温度を上げ、現在は、1253℃。これが1300℃まで上がれば終了という。
1250℃位から1300℃まで上げるのが大変なのだと教えて頂いた。
しかし、上手くゆけば26日には到達するかもしれないと云う。
26日原さんと来るはずだったが残念。彼に連絡しよう。
この窯はこの種の窯でも最小のものらしく、窯口を燃やす薪で埋めながら焼成する「薪蓋方式」という事である。もう一つのやり方は「投げ込み方式」と云い、蒸気機関車の石炭くべと同じ方法だと云う。
今日、燃しているのは、家屋の柱材となっている杉、檜材と灌木材とを併用で燃しているという。ある程度、重く、堅い木を使い、熾き火ができ、さらに火力の強い熾き火の方が良いと云う事である。
窯口を少し開けて頂き、中の様子を撮影。こんなことをしていると折角上昇した温度を下げるので滅多にやってくれない。大サービスだそうだ。
優しいそうな皿を成型した彼女が窯にそっと手をかざし、熱さを確かめている。
火を強めると、余った火の勢いは窯の奥に作った煙突から火柱が上がった。
「こんな焚き方は良くない。」と松沢さんは云いながらもやってくれた。
女性の訪問を受けて、様々な場面をパホーマンスして歓迎して下さった。
他所の窯では絶対あり得ないと云う。
しかし、人との結び付き大切されている「道子窯」主人は「袖すり合うも他生の縁」と笑った。
昨日は斉藤兄が来窯し、薪くべ作業を手伝う事ができたが今日は無理だと云うので、眠い目をこすり、説明してくれた佐藤さんの睡眠を邪魔しないためにと思い、昼前に引き上げた。
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