事の始まりは、裏千家 助教授上原美奈子さんがHP「ISEHARA・おもてなし隊の連絡帳」にアクセスし、拙稿「権田直助に関する調査報告書」を読んだことにあった。
上原さんの経緯説明 |
上原氏は日本茶インストラクターでもあり、清川村に茶畑も栽培するお茶のオーソリティーでもあられるようで、茶葉粗揉機を発明し、茶業界に大きな貢献をした、埼玉県出身の高林謙三が、少年の頃、同じ埼玉県毛呂山町の医師、権田直助に入門していた医師であることを知り、高林が茶業に貢献する契機となったのは医学的な見地からではないだろうかと言う推測されたらしい。
何が始まるのかなあ・・? |
そこで、著作者にメールし、上記の事を質問した。受信者のsaiseigoは、丁度「ISEHARA・おもてなし隊」が「毛呂山町・越生町ツアー」の実施日が近かったので、高林の出生地、日高市に近い、知り合いの毛呂山町の歴史民俗資料館の学芸員や郷土史家に、その事を尋ねることにした。
その結果、高林は西洋医学や古医道も学び、故郷、狭山市に帰り、医業を始めたが、茶業に励む住民の苦労をしり、粗揉機の発明に尽力したらしい。特に、医業との関係は無かったと言う結論に達した。
煎茶作法の説明(優しい良い声です。 |
しかし、このメール交換の縁を深めたいと、山口家で、両方の関係者が集まり、話題に囚われない交流会を実施することになった。上原氏が山口家で、お茶摘みのイベントに参加していたこともあって、山口家のご当主の了解も得られ、お座敷をお借りし、最後はご当主のお出ましも頂き、延長一時間にも及ぶ、貴重な経験話の交換会となった。
松鈴庵のご主人の権田直助のお話 |
この日は、15名の方々のご出席を頂き、私事、斉藤と上原さんはとても感謝しています。上原さんのお仲間には、大山・松鈴庵のご主人や本場の中国まで出かけて、茶の研究をされている方など多彩で、そのお話には感動しました。特に、最近弟子入りされた方が山梨から参加されたのには一際大きな感動を呼びました。また、今年二人目の通称「歴女さん」にお会いできたのは嬉しい話でした。一人目は、毛呂山町の薬剤師さん。大山に興味を持って、何度も伊勢原に来られています。今日は「宮坂さん」というプランナー?をされている言動活発な女性。末が楽しみです。
「おもてなし隊」方は10名ご出席いただき、嬉しく思いました。特に、上原さんの茶畑と同じ、清川村「窯」を構えられている佐藤誠四郎氏がお弟子さんを連れてご参加いただいたのには、びっくりしました。お弟子さんはまだ若く、「茶器製作に新たな境地を発見したい。」とご挨拶されていましたがこの交流会が清川村でさらに深まることを願っています。
床の間の掛け軸は「権田直助.」の書 |
さらに、いつもの原さん・笠原さんには感謝です。さらに「歌好き我ら」の庄司さん・秋田さん・杉山さんには頭が上がりません。書の達者な杉山さんにはこれからやろうとしている「大山山影写真展」で大いに活躍していただこうと思っています。
また、伊勢原混声合唱団に所属するお茶の先生にもお出席いただき、感謝しています。
内容は詳しくご報告できませんが交流会の写真を掲載します。
最後に、ご当主・山口匡一さんにもご出席いただきました。 |
なお、上原さんのフェイスブックとブログのURLは次のとおりです。
ブログ:お茶の葉の声に耳を澄ませて http://blog.goo.ne.jp/camellia4387
フェイスブック
https://www.facebook.com/minako.uehara.94
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